門司港の「レトロ中央広場」(北九州市門司区東港町)で11月10日、「北九州動物愛護フェスティバル」が開催される。主催は行政やNPOなどで組織する北九州市動物愛護推進協議会。
「人と動物の触れ合いを通して動物を正しく理解し、小さな命の大切さを啓発する」ことを目的に、今年初めて開く。当日は、フリスビードッグショー、警察犬の模擬訓練、犬猫健康相談、犬猫譲渡会、プロカメラマンによるペットの写真撮影会、映画「いぬとねことにんげんと」ミニ上映会、ペットグッズ・雑貨販売などを予定。「ペットを飼っていない人にも楽しめる内容」と実行委員会スタッフ。
北九州市動物管理センターでの犬猫の殺処分数は1733頭(2012年度、福岡県発表)と3000頭を超えていた2008年度以前よりは減少傾向にあるが、決して少ない数字ではない。動物愛護を目的に活動するNPOや猫カフェなどが仲介した「里親探しが活発に行われていることも功を奏している」という。
開催時間は10時~16時。