アミュプラザ小倉(北九州市小倉北区浅野1)を運営する「小倉ターミナルビル」が4月2日、2013年度の営業実績報告を行い、売上高約124億8,600万円(対前年106.3%)、入館者数1390万人(対前年104.1%)と発表した。
昨年春開業15周年を迎え、「3月と9月に約70店舗、8600平方メートルにわたる館内リニューアルを行ったこと」「駅利用者にも利用しやすい雑貨店を強化したこと」「ベビールームの新設」「カード会員の獲得や積極的なイベント開催」が売り上げ増につながったと広報担当者。中でも「UAグリーンレーベル」や「トラモンテアンソンドゥモード」などのファッション、「ニコアンド」「アネモネ」などの雑貨が好調と話す。
小倉駅周辺は、チャチャタウンやコレット、井筒屋、アイム、リバーウォーク北九州など商業施設が集積し施設間の競争も激しいが、「アミュプラザ小倉」だけが気を吐いている形だ。ただし、本年度は「増税後の消費低迷」や「改装後の景気反動」などを懸念材料とし、「売り上げ予測は厳しいものになる」と見通しを立てる。