小倉・米町公園横の居酒屋「旬菜酒場 いちばん家」(北九州市小倉北区京町3、TEL 093-967-9508)がオープンして1カ月が過ぎた。オープン日は6月10日。
店舗面積は18坪、席数は27席(1階=カウンター7席、2階=座敷20席)。店主の佐藤聡久(としひさ)さんは戸畑区内の居酒屋で修業した後、独立。7月から、「戸畑の郷土料理、蒸し麺を使った『戸畑ちゃんぽん』」を提供するランチ営業を始めた。ゲソ天ぷらやエビ、キクラゲなどの具材を多く使った「野菜たっぷり和風チャンポン」(700円)は来店客から「小倉のチャンポンは豚骨スープが多いが、この(和風だしの)スープはあっさりしながらコクがある」と評判という。ほかに「海鮮焼きチャンポン」(750円)など。
「世代や好みがバラバラで、何を提供するのがいいか模索中」というランチの客層に対して、今後、ハーフサイズチャンポンとおにぎり、空揚げなどをセットした「レディースセット」や海鮮丼を提供する予定。
夜は、情報誌に掲載したコース料理を中心とする予約客と単品中心の一見(いちげん)客に分かれ、客単価は約4,000円。「一番評判がいい」という「えびかっぱの優しい和風あんかけ」(480円)は、揚げたエビ団子に和風だしのあんかけをした佐藤さんオリジナルのメニューで、コースでも単品でも提供している。ほかの主なメニューは「ごぼうのまるごと揚げ」(180円)、「ほうれん草とベーコンのシーザーサラダ」(720円)、「明太子と豆腐のネギたっぷりグラタン」(680円)、「国産牛リブロースステーキ 卸ポン酢」(980円)など。
営業時間は11時30分~14時、18時~24時。日曜定休。