小倉のコワーキングスペース「秘密基地」(北九州市小倉北区京町2)で9月12日、「八味唐がらしレシピコンテスト」で金賞受賞した「パンナコッタ風八味杏仁(あんにん)豆腐」の試食が行われた。
中京地区でみそ煮込みチェーン店などを展開する「さがみチェーン」(名古屋市守山区)が、「みそ煮込みの食が進むように」と開発した八味唐辛子の普及を目的に昨年から始めた同コンテスト。西南女学院大学短期大学部生活創造学科(井堀1)に通う岩川愛さんが「ゼミの一環で考案し、先生や同級生の試食を重ねたレシピ」で応募し金賞を受賞した。授賞式は翌8月4日に行われ、同社では「メニュー化し、今後店頭で提供する予定」という。
同じゼミの山崎ももこさん、舛田明恵さんも銅賞に入賞した。岩川さんは「杏仁豆腐という意外性と商品化のしやすさが評価されたと思う」と、全国から集まった50以上の応募案を勝ち抜いた秘訣(ひけつ)を話した。
「八味唐辛子の辛味や苦味が、杏仁豆腐の甘みと不思議と合う。パンナコッタ風の食感も受けたのでは」と試食した小倉経済新聞大谷編集長。
今月21日、7人のパティシエや料理教室講師らが共同でスイーツを持ち寄る「秘密のスイーツビュッフェちゃん」(同所)でも提供を予定。参加方法などはホームページで確認できる。