小倉・魚町に10月3日、コンテナを改造したレストラン「クッチーナ・ディ・トリヨン」(北九州市小倉北区魚町3、TEL 080-7521-7308)がオープンした。
ウッドデッキの木材を提供した熊本県小国町の森林組合関係者もテープカットに出席した
2012年12月に火災で消失しさら地となっていた場所に、厨房(ちゅうぼう)として改造した全長約6メートルのコンテナを据え置き、約25平方メートルのウッドデッキ上に30席の客席を設置した。イタリアのレストランで約2年間修業した大藤貴充さんが腕を振るう。店名の「トリヨン」は、この辺りの旧地名の鳥町四丁目に起因する。
経営は、遊休不動産のリノベーション事業を柱とする「北九州家守舎」(同)で、面する「サンロード商店街」のアーケード撤去費用や撤去後の整備費用を同事業を通じて一部賄う。
主なメニューは「和牛すね肉の白ワイン煮込み」「自家製厚切りベーコンのグリル」「エビと活(い)きアサリのアヒージョ」「若松トマトと糸島ルッコラのサラダ」(以上680円)、「具だくさんイタリアンオムレツ」(380円~)、「鶏白レバーのムース」(780円)など。ドリンクは「ハートランド生」(600円)、「バスペールエール」(750円)などのビールのほか、ワイン、カクテル、日本酒、ウイスキー、ソフトドリンクなどをそろえる。
「親子連れや若者にも気軽に立ち寄ってほしい」(マネージャーの遠矢さん)とベビーカー対応のトイレを設置し、ランチ時には「持ち込みも可能なカフェにする予定」という。
営業時間は17時~24時。