小倉駅周辺の繁華街一帯で11月1日、まち歩きイベントの「小倉埋蔵金を探せ!城下町なぞとき探検隊」が始まった。主催は、商店主や大学関係者らで組織するまちづくり団体の「We Love小倉協議会」(事務局=北九州市小倉北区紺屋町)。
駅案内所や市役所などの公共施設に置かれたマップに従い、街中に設置された宝箱を探し、書かれてある指示に従って答えを探す。ゴール到着者の中から抽選でゲーム機やホテル宿泊券などの賞品を進呈する。
近年、各地の行政やまちづくり団体が取り組み、新たなまちづくり手法として注目されている。マップは市内小学校全生徒にも配布する予定で、主管する区の担当者は「小倉がかつて城下町として栄えたことが意外と知られてない。親子や友だち同士でまち歩きをしながら、かつての通り名や施設跡を巡るコースになっている。歴史を知るとともに愛着を感じてほしい」と話す。
参加無料。1月31日まで。