ヒマラヤンやチンチラゴールドの猫9匹をベビーカーに乗せて小倉の繁華街を散歩する「九州猫おじさん」が10月末、原宿・表参道でも目撃され、小倉経済新聞の読者が「小倉でよく見かける猫おじさんが表参道に居た」とフェイスブックに書き込み、「同一人物か?」「ドッペルゲンガー(分身)か?」と波紋を呼んだ。
11月22日、井筒屋小倉店(北九州市小倉北区船場町)そばを散歩中の「九州猫おじさん」に話を聞いた。立ち止まるとそこに人だかりができるほどの人気ぶりで、子どもたちがスマホのカメラで写真を撮ったり、なでたりと、一帯が和やかな空気に包まれる。
猫おじさんの正体は「定年退職し、現在は心臓の治療中」の元サラリーマンで、「猫を外に連れ出すことで多くの人に猫と触れ合ってもらい移動する猫カフェのような活動」を15年ほど前から行っている。「最初は少し恥ずかしかったが、今ではこれが生活そのもの」という。
東京へは猫とともに車で移動し、渋谷や表参道を中心に活動している。「猫にもっと親しみを持っていただいて正しく猫と接することが広まれば野良猫は減るはず。猫にも市民権を」と訴え、小倉とは比較にならないほどの人気になるという。「大みそかのカウントダウンには、また渋谷に行く予定」とも。