北九州市立中央図書館(北九州市小倉北区城内4)で1月4日~6日、映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」の撮影が行われた。隣接する公園や歩道に陣取ったファンらは、時折見え隠れする岡田准一さんや榮倉奈々さんの姿に歓声を上げていた。
前作から1年半後の設定で、良化隊が警備する関東図書基地(北九州市立中央図書館)に、本を持ち込もうとする図書隊がジープや大型トラック3台で突入するシーンが主に撮られた。良化隊は約100人の市民エキストラが演じ、突入する図書隊の車両は陸上自衛隊の協力を得て隊員らが運転した。
プロデューサーの辻本珠子さんは、「図書館と戦争とラブとアクション、コントラストの強い情報が交錯して、本来の面白さやメッセージを知らずに映画を見ていないお客さまが多い。『戦う』だけに終わった感じの前作以上に、今作では『ラブとアクション』を強化している」と映画の魅力を話す。
「前作での岡田准一さん、榮倉奈々さん、田中圭さん、福士蒼汰さん、栗山千明さんの5人のチームワークが良くて、撮り終えた直後から『次回があれば、必ずこの5人で』と願っていた。それぞれ著名な俳優でスケジュール調整が難航したが、再びこのキャスティングができて本当にうれしい」とも。
映画は10月公開予定。