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門司港で「イングレス」イベント初開催-交流会に県内外から23人

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 門司港の「港ハウス」(北九州市門司区東港町)で2月7日、世界的なオンライン陣取りゲーム「イングレス」のミーティング「ファーストサタデー」が行われ、市内外からプレーヤー23人が集った。遠くは兵庫県から参加し、中にはレベル16に達したプレーヤーも。

参加者の集合写真

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 イングレスは、「Googleの社内スタートアップ『ナイアンティックラボ』が開発・運営するスマートフォン向けの拡張現実技術を利用したオンラインゲーム」(ウィキペディア)。「エージェント」と呼ばれるプレーヤーが、「エンライテンド(覚醒派閥)」と「レジスタンス(抵抗派閥)」に分かれ、各地に設置された「ポータル」と呼ばれる史跡や構造物を訪れ、勢力地図を塗り替える争いを繰り広げている。「日本は世界的に見てもエージェントが多く、北九州でも急激な広がりを見せている」と主催した天茶(Ten Tea)さん。

 ミーティングは「対立構図にある両派閥で楽しくコミュニケーションを取ること。レベルの違うユーザー同士での知識やテクニックの情報交換を行ったり、拡張現実上のゲームだがリアルな世界でのマナーを呼び掛けたりすることで一般への認知を高める」(共同で主催したNobさん)ことが目的で、北九州で初めて企画した。毎月第1土曜日に開くことから「ファーストサタデー」と呼ばれ、「次回開催は6月をめどに調整中」とも。

 自治体やまちづくり団体が「まち歩き」や「地域活性化」に利用する例も目立ち始め、宮城県石巻市で開催された「Ingress Meetup in Ishinomaki」は世界的にも有名になった。TenTeaさんは「北九州でも今後、まちづくりや社会貢献につながる活動にしたい」と抱負を話す。

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