小倉「旦過市場」内のスコーン専門店「あおぞらスコーン」(北九州市小倉北区魚町4)の「チーズ饅頭(まんじゅう)」が好調な売れ行きを見せている。
直径5~6センチほどのまんじゅうの中にクリームチーズを練り込んで焼き上げた同商品。店主の仲澤さんによると、ほんのり甘く軽い歯ざわりのスコーン生地と少し酸味のあるチーズのバランスが特長で、「常温でそのまま食べてもおいしいが、オーブンで焼いたり、電子レンジで温めたりするとまた違う風味を楽しめる」という。
店舗は2013年11月にオープンし、市場内には珍しい洋菓子店として高校生から高齢者まで幅広い客層に好評を得ている。チーズまんじゅうは準備数の100個を連日完売するなど人気を集めている。価格は1個180円。
仲澤さんは「出身地の宮崎県では250店以上が販売している地元に根ざしたお菓子だが、北九州ではほとんど知られていない」と話す。3月から販売を始め、原材料に福岡県産の小麦粉、砂糖は宮崎県産の「キビ糖」を使う。
仲澤さんは「口コミなどで徐々に火が付き人気となっている。店の定番商品として定着してほしい」と期待を込める。
営業時間は11時11分~18時11分。