立ち飲みできる酒販店「ケンズワイン」が7月1日、2号店(北九州市小倉北区鍛冶町1、TEL 093-512-1515)をオープンする。場所は1号店の東側約100メートルの飲食テナントビル「美松コア」1階、バー「おかだ」跡。
店舗面積は約9坪、席数は7席、立ち飲みコーナーを含めた収容人数は約30人。プリペイドカード式のワインサーバーを設置し、ワイン1杯(500円~)から提供する。ワインに合わせるチーズも多くそろえ、産地や風味を合わせるなど「マリアージュ(ワインとの相性)」も提案。客単価は2,000円程度を見込む。
「1号店は、あくまで輸入したワインを販売する店で、立ち飲みは販促目的で試飲として提供してきたが、小さな店から客があふれ周囲に迷惑をかけた」と小川研次社長。近隣に空きテナントが出て「それならば」と、ワインバーとして2号店の出店を決めた。ブルゴーニュやボルドーなど、現地で交渉し輸入してきたものを提供する。「一流のセレクトをリーズナブルな価格で提供する。小倉のワイン文化を盛り上げていきたい」とも。
小川さんはインドワインの輸入も行い、特徴として「機械生産された欧米のワインと違い、手作りで少量生産されたインドワインは素朴な味わい」を挙げる。インドワイン1本販売ごとに「ポリオ(小児まひ)ワクチン」一人分を寄付する慈善活動も行っている。
営業時間は19時~翌2時(予定)。