小倉の洋菓子店「パティスリー・ボヌール」(北九州市小倉北区真鶴2、TEL 093-592-5066)が6月17日、「パティシエのつくるかき氷」の提供を始めた。
約10坪の店舗内に8席のイートインコーナーを設ける同店。店主の村瀬雄一郎さんによると、夏季限定商品のかき氷は、砕いた氷ではなく薄くスライスする氷で「ふわふわの食感が特長」の氷に、フレッシュフルーツのソースやジュレなど「洋菓子専門店ならではの味に仕上げた」という。
ラインアップは、イチゴ、マンゴー、ぱちぱちハチミツレモン、抹茶宇治金時、コーヒーの5種類(以上、350円)。テークアウトにも対応する。
円安や原材料高騰への対応は、「価格を上げるのではなく、サイズを少しずつ小さくして対応することで、『小さなお菓子を置く店』として定着し始め、むしろ収益は好転している」と村瀬さん。
「昨年は500円で提供していたかき氷は容器のサイズを見直し、今年は350円で提供する。生のフルーツを使ったオリジナルソースを使っているので値ごろ感はある」とも。一日60杯を販売目標に掲げる。
営業時間は10時~20時。火曜定休。かき氷の販売は8月31日までの予定。