小倉・魚町銀天街の「ナカノ時計店」(北九州市小倉北区魚町2)で7月31日から、販売価格1億5,000万円の「純金製ゴジラ」が展示される。
高さ約24センチ、重さ約15キログラムの24金製で、ゴジラ生誕60周年記念で昨年「GINZA TANAKA」(東京都中央区)が製作したものを借り受けた。モデルとなったのは、1989年に公開された映画「ゴジラvsビオランテ」に登場する「ビオランテモデル」のゴジラで、同映画の特技監督・川北紘一さんの監修と配給元「東宝」のライセンス契約を受けた。
「より迫力あるゴジラ像を目指し、原型を基にしながら筋肉を増強したオリジナルで、半光沢の全身と、光沢仕上げの爪や牙、背びれなどのコントラストが特徴」という。社長の中野隆之(りゅうじ)さんによると「近年、円高や金融緩和の影響で金地金取引が活性化し、現金以外での資産を保持したいというお客さまが増えている。こういったシンボルの展示で、金やプラチナの資産性などを訴えていきたい」という。購入希望も受け付け、約2カ月で納品する。
展示時間は10時~19時。8月2日まで。