井筒屋小倉店(北九州市小倉北区船場町)で9月16日、イタリアの食材や工芸品、雑貨などを集めた「イタリア展」が始まった。同社の創業80周年を記念するイベント。
宮崎県綾町で「地元の食材を使ってフィレンツェ料理を提供」するリナルドさん
本館8階の特設会場にピザやチーズ、ドルチェ、ソーセージ、パン、オリーブオイル、ワインなどイタリアの地方色豊かなグルメのほか、アクセサリーや文具、食器、服飾雑貨など50社(団体)が出店している。
イートインスペースでは、「予約の取れないレストラン」として知られている「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」(東京都中央区)がパスタやドルチェを提供。ほかにナポリピザやエスプレッソ、デザインカプチーノなど3つのコーナーを展開している。
イートインの主なメニューは、「ズワイガニたっぷりのトマトソーススパゲティ」(1,404円)、「新鮮なウニのスパゲティ」(1,512円)、「マルゲリータ・エクストラ」(1,026円)、ラテアートが施された「カプチーノ」601円など。
出店者の一人で、宮崎県綾町で地元の食材を使ったトスカーナ料理を提供しているリナルドさんは、「安心安全な食材で作るパスタやペーストはどこの展示会でも人気。(日本では)まだまだ知られていない北イタリアの料理を広めていきたい」と話す。この時期の一番のおすすめは「牛レバーペースト」(120グラム1,296円)とも。
開催時間は10時~19時。今月23日まで。18日は「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」の落合務シェフが来場予定。