門司港ホテル（北九州市門司区港町）で10月24日・25日、1980～90年代のディスコを再現するイベント「門司港ディスコ」が開催される。主催は門司港ホテルを中心とした実行委員会。

　ゲストに土屋アンナさんを迎え、バブル期のヒット曲をバー「ソウルヘブン」（小倉北区紺屋町）の店主・岡崎伸也さんら地元のDJがプレーする。「門司港はマーケットや食のイベントが多く開催され、家族連れが集まる観光地の印象が強い。一方で、ランドマークでもある門司港ホテルに核となるイベントがなく、大人を対象にした夜のインベントとして企画した」と実行委員の原さん。

　海峡を臨む立地がベネチアに似ていることから、イタリアの建築家アルド・ロッシさんが建物全体のフォルムに「サメ」をイメージし、随所にイタリアの雰囲気をたたえたデザインを創作した門司港ホテル。1998年の開業以来、洗練された食や高級感のある調度で高感度な大人の客層をつかんできた。原さんは「まずは40～50代の大人に楽しんでほしいが、バブル期を知らない土屋アンナさんのファンの世代の方にも、当時の華やかな雰囲気を味わってもらえれば」と期待を込める。

　開催時間は16時～22時。入場料は、VIP席＝1万5,000円（指定席、ディナー＆ドリンク付き）、自由席＝1万円（屋外テラスシート、同）、一般席＝前売り5,000円（2ドリンク付き）、当日6,000円（同）。チケットは同ホテルやローソンチケットなどで購入できる。