小倉・平和通りに3月24日、「サルバトーレ・クオモ・アンド・バール」小倉店(北九州市小倉北区魚町1、TEL 093-512-3265)がオープンした。
首都圏や関西で高級会員制レストラン「XEX」などを経営する「ワイズテーブルコーポレーション」(東京都港区)がフランチャイザー(加盟店本部)となり、全国で70店舗以上運営する同ブランド。「直営店もあるが、地方では地域のパートナーと共に事業を広げている」(広報担当者)といい、小倉店は「ユニコン」(下関市)がフランチャイジー(加盟店)として運営する。同社による運営は「福山店」(広島県福山市)、「広島府中店」(安芸郡府中町)に次ぐ3店舗目。
「イタリアの窯職人が手掛けた」というまき窯が目を引く店内。店舗面積は54坪、席数は73席。店名にもなっている伊・ナポリ出身のシェフ、サルヴァトーレ・クオモさんが監修する「ナポリスタイルのピザ」をメニューのメインに据え、スパゲティやニョッキ、リゾットなど地元野菜をイタリアンにアレンジしたパスタ、「アクアパッツア」などの魚料理、「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」などの肉料理などのメニューが並ぶ。
ランチ時にはピザのほか、サラダやデザートなど約80種のメニューをビュッフェ(90分1,080円)形式で提供し、連日開店前から長い行列ができている。2度目の来店という列に並んだ女性は「スタッフの交わすイタリア語のあいさつなどが楽しい。現地の気分に浸れる」と話していた。
営業時間は7時~10時30分、11時30分~15時30分、17時30分~23時の3部制。同日開業した「ダイワロイネットホテル小倉駅前」の朝食レストランも兼ねる。ピザやスパゲティはデリバリーにも応じる。