小倉駅新幹線口のコワーキングスペース「ファビット」(北九州市小倉北区浅野2)で8月9日、まちづくり勉強会「ポケモンGOを使って社会貢献アイデアソン」が行われる。
北九州市では、「ピカチュウがよく出現する」とネットで話題を集めた市役所横駐車場に数百人のトレーナーが押し掛けたことで、終業時間後、一般者の出入りを禁止にする事態となった。
民間では、「ポケストップ」になったカフェが「ピカチュウ」のラテアートをデザインしたカフェラテの提供を始めたり、超高速球が話題のバッティングセンターが「丸い玉を投げて攻撃するリアルなモンスター(バッティングマシン)がいます」と注意書きを掲示したり、ブームに乗じた販促企画も目につき始めた。
同施設を運営する福岡広大さんは「数カ月後にはユーザーが減っているかもしれないが、今『ポケモンGO』がもたらす問題点をアイデアで使ってまちづくりにシフトするための企画にしたい。実現可能なアイデアは、その後ブラッシュアップして何かのかたちにして行きたい」と期待を込める。
開催時間は18時~21時。参加無料(要ワンドリンクオーダー)。