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小倉駅JAM広場で熊本地震復興支援イベント「阿蘇サマーキャンプ」

移動販売に業態転換した本田さん。オリジナルのフランクフルトソーセージを使ったホットドッグ(500円)をしている。

移動販売に業態転換した本田さん。オリジナルのフランクフルトソーセージを使ったホットドッグ(500円)をしている。

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 小倉駅3階改札口前の「JAM広場」で8月24日、阿蘇エリアの農畜産物や加工食品を販売するイベント「阿蘇サマーキャンプ」が始まった。主催は「アミュプラザ小倉」。

オリジナルのフランクフルト・ソーセージを挟んだ「ポポラス」のホットドッグ(500円)

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 4月14日・16日に起きた熊本地震によって被災した事業者や行政の観光PRコーナーなど合わせて24ブースを展開。熊本や大分の建築家が設計した空間デザインは、阿蘇郡小国町産の「小国杉」や、避難所の間仕切り制作支援で知られる坂茂建築設計事務所から素材提供された「紙管」を多用し、グランピング(豪華なキャンピング)をイメージしたおしゃれな仕上がりになっている。

 地震によって店舗が倒壊し移動販売に業態を切り替えた「ポポラス」(熊本県阿蘇郡西原村)店主の本田博さんは、オリジナルのフランクフルトソーセージ(黒豚=400円、赤牛=500円)やホットドッグ(500円)を提供している。

 同様に、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」に朝食を提供していたが、地震によって列車が来なくなったことでイベント出店に切り替えた「ななつ星レストラン火星」(小国町)は、「赤牛バーガー」(650円)や、「糖度が18度以上あり生で食べられる」というトウモロコシ(250円)を販売している。ほかに、乳製品や野菜、日本酒、ハーブティー、ミートパイ、コーヒー、雑貨などの販売も。

 「震災から4カ月過ぎ、観光客がいまだ戻ってきていない阿蘇エリアへの支援を、イベントを通じて呼び掛けたい」とアミュプラザ小倉販売促進担当の大場康司さん。

 開催時間は11時~19時。8月28日まで。

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