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カナダ出身フィルムアーティストによる「北九州ショートムービー」完成

「キミという名のスター」の1シーン(提供画像)

「キミという名のスター」の1シーン(提供画像)

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 北九州在住で英語保育園の講師を務めるマイケル・ジョン・ディロッコさんがショートムービー「キミという名のスター」を制作し、4月から世界各地のフィルム・フェスティバルに出品している。

監督のM.J.DiRoccoさん

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 カナダ出身のディロッコさんは、トロントやカナダでテレビ番組のプロデューサーや映画監督の経験を経て2011年に来日し、妻の出身地である北九州市に在住。以来、英語講師の傍ら、地元ロックバンド「Mikage The Star」や「The Clock Tower」などのミュージックビデオを制作してきた。ほかにも多様性や寛容をテーマにした幼児向け絵本「The Tale of Bunny The Frog」を出版するなど、精力的に活動する。

 北九州市に住み始めて以来、地理的なポテンシャルや寛容な市民性に気付き「映像を通じて表現したいと考えた」というディロッコさん。同作は構想中の9つのテーマの第1作で、昨年2月から約5カ月かけて撮影し、録音・編集などの作業を経て約1年がかりで完成にこぎ着けたという。

 世界中の異なる都市から届く差出人不明のユニークでロマンチックなポストカードを受け取る主人公AYAKAの心情描写と北九州の日常風景を通じて、「どんな状況でも幸せを受け取ることができる」というメッセージを込めたストーリー。ディロッコさんは「フィルム・フェスティバル出品を通じて世界中の人々に、外国人から見た北九州市のロケーションや人々の営みの素晴らしさを伝えたい」と期待を込める。

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