小倉・井堀のアンティーク雑貨店「イエンカン・ブロカンテ」(北九州市小倉北区井堀3)は7月21日、営業時間を遅らせ17時に開店する「逆サマータイム」を導入した。
フランス産ジュースを使った「JOKERフロート」(650円)
同店は2012年、グラフィックデザイナーの福田幸美さんが「副業として」築60年以上の民家を改修して始めた雑貨店。フランスを中心としたビンテージもののキーホルダーや食器、フライパン、フォトフレーム、アクセサリーなどのほか、大正~昭和の「東洋陶器(現TOTO)」や「ノリタケ」の食器、キャラクター人形なども並べる。
福田さんによると「繁華街から外れており、もともと夏場は客足が鈍る。どうせなら、一般的なサマータイムのように時間を早めるのではなく、夕方涼しくなったころに来ていただいて、ドリンクで涼みながら新入荷の商品を見てもらいたい」と企画した。「(夕暮れ後の)照明に照らされた雑貨は昼間の表情とは全く違う雰囲気で、お客さまにも違った魅力を提案できるのでは」と期待を込める。
「カフェ利用だけでも歓迎」と言い、フランス産ジュースを使った「JOKERフロート」(650円)、ブレンドコーヒー、水出しアイスコーヒー、ハーブティー(以上400円)、コーヒーフロート(600円)などを提供する。
営業時間は、月曜・水曜・木曜=17時~22時、金曜・土曜=12時~22時、日曜=12時~19時。火曜定休。8月31日まで。