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小倉の期間限定カキ小屋「牡蠣の蔵」が盛況-豊前一粒カキに舌鼓

小粒ながら滋味あふれる豊前一粒カキ

小粒ながら滋味あふれる豊前一粒カキ

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 北九州名物の「豊前一粒カキ」が旬を迎えている。

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 昨年オープンした北九州でも数少ないカキ小屋「牡蠣の蔵」(北九州市小倉南区曽根新田南4)で現在、とれたての豊前一粒カキが気軽に食べられると市内外から集まった多くの客が舌鼓を打っている。

 おいしいことで知られる豊前一粒カキ。周防灘に面した4本の川の流れが集まるこの地域でとれるカキは、山から運ばれてくる植物プランクトンや肥沃(ひよく)な曽根干潟の豊富な栄養分を得て育っている。「今年は寒い日が多く水温が低かったので、カキの身が引き締まりながら大きくなり、例年より粒が大きく味もいい」と同店代表の山田浩二さん。

 店で出しているカキは河口近くの産品とあってカキの塩分濃度が低いのも特徴。さらに、地元漁師が一粒一粒、泥を落として手磨きするため泥臭さがない。店内では平日にもかかわらず連日3時過ぎまでは満席。背広姿の会社員やカップル、家族連れなどが炭焼きできるテーブルを囲み、熱々のカキを頬張っている。

 価格は14~15粒1,000円(炭代別途300円)。そのほか、関門タコや地元でとれた魚介も焼いて食べられる。

 営業時間は10時~17時。今年の営業は3月末まで。

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