「アミュプラザ小倉」(北九州市小倉北区浅野1)で1月26日、バレンタイン商戦のキックオフイベント「ご縁結びの木」が行われた。
同館6階に設置された特設会場で、来店客がハート型のしおりに願い事を書き、桜の幹に結びつけ「恋愛成就」につなげようというイベントで、同日、縁結びの神様として知られる「鳥飼八幡宮」(福岡市中央区)の宮司・山内圭司さんが祈願し「木に縁結びの神様『玉依媛尊(たまよりひめのみこと)』を宿らせた」と言う。
山内さんは「(神社に祭られる)玉依媛尊は神武天皇の母であり、日本と日本国を結びつけたという言い伝えによって『鳥飼八幡宮』は縁結びの神として広く知られている。バレンタインの時期は、都内の商業施設にも出掛け、同様のご祈願を行っている」と話す。
同館の販売促進担当者によると「昨年は、約2100枚のしおりでいっぱいになり見ごたえのある縁結びの木になった」といい、バレンタインの売り上げに期待を寄せた。27日から同館3階の特設会場で「菓匠きくたろう」(小倉南区上曽根新町)や「ゴディバ」(ベルギー)などが期間限定のスイーツを販売している。
「ご縁結びの木」は2月14日まで(展示は3月14日まで)行い、展示終了後、同八幡宮に奉納する予定。