小倉・堺町の「パークサイドビル」(北九州市小倉北区堺町)で3月24日・25日、レトロゲームをテーマにしたイベント「ゲームインパクト」が開催される。
初代「ファミリーコンピュータ」のゲームソフト「チャレンジャー」や「忍者ハットリくん」のBGM作曲者として知られる国本剛章さんや、架空のゲームをイメージし、そのBGMを作曲演奏するバンド「山染(さんぜん)世界」、ゲーム音楽をラップで表現する「MC8Bit」さんらが出演する。ほかに、ゲーム音楽をジャズアレンジで演奏するバンド「Game Musica Jake」、レトロゲームの第一人者と言われる「ファミコンキッド」さんも。
会場内では「昭和玩具とレトロゲームのみの市」も開催され、懐かしの昭和玩具やソフビ(ソフトビニール人形)、「キン肉マン」消しゴム、貴重な「ビックリマン」シールなどのおまけシール、佐賀県を拠点にゲーム機筐体(きょうたい)の製造をしている「ゲーミング家具」の展示・販売も行う。
主催者の根葉丈太郎さんは、広島を拠点に活動するグラフィックデザイナーで、2013年から自らのコレクションなどを披露するイベントとして始めた。「イベントへの出演要請をクリエーターやタレント事務所、ゲーム会社に直談判しに行ったことにより、イベントが大規模になり、各地に手伝ってくれる有志も現れた」といい、東京や札幌、新潟で開いてきた。北九州での開催は初。
ほかに、「橘屋繁盛記」「空への手紙」などの代表作で知られる漫画家・福田素子さんの原画展や、B級映画「いかレスラー」「地球防衛少女イコちゃん」「日本以外全部沈没」の映画監督・河崎実さんによるトークショー「河崎実まつり」なども。
入場料は以下の通り。ゲームインパクト=1日3,000円・両日5,000円、昭和玩具とレトロゲームのみの市・福田素子原画展=無料、河崎実まつり=1日2,500円・両日4,000円。開催時間は11時~18時(各イベントの開始時間はホームページで確認できる)。