門司港「レトロ中央広場」(北九州市門司区東港町)で7月20日~23日、「門司港ビアフェスタ」が開催される。
1994年、大里地区にあった「サッポロビール九州工場」の閉鎖が発表され、危機感を抱いた市民らが「ビールを通じたまちづくりを」と、翌1995年、「レトロナイトin サマー」を開催。その後名称や内容を変えながら23回にわたって開いてきた。
ここ数年は「ビアフェスタ」として、地元の「門司港地ビール」(東港町6)を中心に世界各地のビールを提供するイベントとして定着している。今年は、「ブロウチェクダーク」(チェコ共和国)や「コナ・ビッグウェーブ」「コナ・ロングボード」「サミエルアダムスボストンラガー(以上アメリカ)、「コルセンドンク」(ベルギー)などの海外ブランドのビールを含めた20種以上をそろえる。フードは、「赤牛の串焼き」「フランクフルトソーセージ」「手羽先唐揚げ」などを用意する。
日替わりで九州工業大学軽音楽部「サンダーボーイズ」やフラ「ピリアロハ」、ベリーダンス、馬頭琴(ばとうきん)などのステージイベントも。
実行委員長の伊崎司善(もりよし)さんは「昨年は約3500人の来場があり、にぎわった。今年はそれ以上の5000人を目指す」と期待を込める。
開催時間は、20日=17時~21時、21日=12時~21時、22日=12時~20時。前売りチケット(10枚つづり1,000円)は、「トリック3Dアートミュージアム」(港町5)や「栄町かもめホール」(栄町4)、「めがねのヨシダ」(栄町10)などで扱っている。