1950年代から80年代までの欧州旧車を専門に扱う「ヴィスコ」(北九州市小倉北区神岳2、TEL 093-522-0356)が9月22日、オープンした。
1977年式「フェラーリ308GTB」(手前)と1975年式「フェラーリDino308GT4」
約500平方メートルの倉庫内に、「アストンマーティンDB6」(1966年)や「ポルシェ356スピードスター」(1955年)、「オースチンヒーレー100/4」(1954年)など多くのセレブに愛用された名車のほか、旧車のフェラーリ、ジャガー、メルセデス・ベンツ、BMW、アルファロメオなど25台が並ぶ。
運営は「ヴィンテージ湘南」(神奈川県横浜市)で、倉庫を所有する不動産業「コムサイト」(若松区高須)とのコラボによるもの。
ディレクターの佐藤有悦(ゆうえつ)さんは「ビンテージカーと言うとハードルが高いイメージがあるが、少し背伸びすれば買えそうなリーズナブルなものから、本格的なマニア好みのものまでバリエーション豊かにそろえた」と話す。
「九州は、食事や宿泊が楽しめる温泉が多く、ツーリングに適した土地柄で、ビンテージカーを楽しむ環境が整っている。所有欲だけではなく、車を取り巻くライフスタイルを満たす提案をしていきたい」と言い、ツーリング企画や雑貨販売も視野に入れている。
営業時間は11時~19時。