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小倉の仕出し弁当店と漫画家がコラボ-「漫画弁当でまちおこしを」

「戦国美姫伝 花修羅 弁当」を手に後藤祐平さん。

「戦国美姫伝 花修羅 弁当」を手に後藤祐平さん。

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 仕出し弁当の製造をメーンに行う「弁当の丸ふじ」(北九州市小倉北区下富野5)は10月15日、「戦国美姫伝 花修羅(せんごくびきでんかしゅら)」弁当の販売を始める。

「プリンセスゴールド」10月号の同漫画にすでに弁当が登場。

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 同名の漫画は北九州市在住の漫画家山田圭子さんが、「プリンセスゴールド」(秋田書店)に連載しているもので、「戦国サバイバルの中で幼なじみの姫大将とイケメン忍者が熱く戦い抜いていく」ストーリー。以前から「漫画でまちおこしを」と考えていた両者が意気投合して実現した。

 パッケージは漫画に登場するキャラクターに加え、地元ゆかりの坂本龍馬や宮本武蔵、佐々木小次郎などがイケメン風に描かれ、蓋の裏側には書き下ろしのオリジナル4コマ漫画を掲載するなど、こだわりを見せる。

 同社はこれまで、地元出身の松本零士さんに協力を仰いだ「銀河鉄道999弁当」、大河ドラマや関門海峡の歴史にあやかった「義経弁当」や「巌流島弁当」、北九州空港で提供する「空弁」など、地元のにぎわいづくりを目的とした弁当を企画してきた。「2012年は、『北九州市マンガミュージアム』の開業やNHK大河ドラマの放送で全国的にも北九州や下関が注目される。地元出身の山田先生に力を借りて観光客増加に貢献したい」と後藤さん。「下関をイメージした鯨カツや北九州の小倉牛や合馬のタケノコなど、地元食材にもこだわった」とも。

 価格は840円。JR小倉駅「ひまわり通り」や北九州空港、小倉井筒屋など丸ふじ販売契約店で販売する。目標販売個数は1日500個。

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