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小倉の住宅街地下に「雨水貯留管」 トンネル先端部を市民に公開

「白銀公園」に掘られた立坑から見る「雨水貯留管」

「白銀公園」に掘られた立坑から見る「雨水貯留管」

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 小倉の住宅街地下に建設中の「雨水貯留管建設工事」現場が12月19日公開され、公募で集まった市民40人が見学した。

シールドマシン先端部分

 工事は昨年、「白銀公園」(北九州市小倉北区白銀2)を起点に始め、市道下の地下約10メートルを、シールドマシンと呼ばれる筒状の機械(直径約3メートル)で土砂を掘削しながらゆっくり北上している。

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 掘った部分に「セグメント(トンネル内壁となるコンクリート製ブロック)」を組み立てていく「シールド工法」で進め、先端部分は現在、「中島2丁目交差点」付近まで到達している。今後、市道「大手町馬借1号線」を経て、「香春口北交差点」に至る約1.5キロメートルを計画している。

 工事を所管する、市下水道局下水道整備課長・村上真悟さんによると「近年では、2013(平成25)年と2015(平成27)年に、この辺りで道路冠水や家屋浸水が相次いで起こった。異常気象の影響もあり、1時間に50ミリを超える大雨も頻繁に記録されていることから、大量の雨水を受け止めるための『雨水貯留管建設工事』の計画が持ち上がった」という。

 「完成すると9500立方メートル、25メートルプール26杯分の水を貯留することができる」といい、工事完了は2022年3月を予定する。