テークアウト専門店「魚町デリカ」(北九州市小倉北区魚町2)が3月28日、小倉・魚町にオープンする。運営会社「ビッグアップル」(同)が、ソフトクリームとフライドポテト専門店の「ポタサンズフライデー」を業態転換した。
約4坪の店内に、グループ店のスイーツ専門店「ベツバラ」のイチゴタルトやチーズケーキ、居酒屋「福助商店」(同)のモツ鍋、ラーメン専門店「ぎょらん亭」(魚町3)のとんこつラーメンなどを並べるほか、イタリアンや韓国の食材、地元農家の野菜、カレー、弁当、サラダ、パンなど豊富な種類の食品を並べる。従来商品のソフトクリームやフライドポテトも、メニューを絞って展開する。
同店オリジナルのメニューとして「ポテトクリーム」を用意した。「マッシュドポテトに『イカ明太(めんたい)』や『キノコポークカリー』などのクリームソースをトッピングした新感覚のポテトサラダ」(専務の高橋啓太さん)という。
コロナ禍でグループ各店が休業に追い込まれる中、「『福助商店』がいち早く弁当専売の店として再スタートしたことで、テークアウトの総菜や弁当のニーズが確立できた。人通りの多いこの場所で、いろんな選択肢のある店に活路を見出した」と業態転換に踏み切った。
営業時間は11時~20時。一部商品は、グループが運営する「ビッグアップルデリバリー」で宅配にも応じる。