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「門司港ビール」がコロナ禍を経て5年ぶり復活 自家製ハムやソーセージも

門司港レトロ地区船溜まりそばの「MOJIKO BEER HOUSE」

門司港レトロ地区船溜まりそばの「MOJIKO BEER HOUSE」

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 地ビールレストラン「MOJIKO BEER HOUSE(門司港ビアハウス)」(北九州市門司区東港町 TEL 093-342-7155)が7月23日、オープンした。経営は「門司港レトロビール」(小倉北区赤坂海岸)。

自家製の加工肉メニュー「メツゲライ」など新メニューを用意した

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 同レストランは、コロナ禍で門司港の観光客が激減したことを理由に、2020年に小倉に移転し約5年間営業。「インバウンド客らが一定程度復活した」(マネジャーの福永直也さん)ことで、門司港レトロ地区の元の場所で再開した。店舗面積は約70坪、席数は1階フードコート=約40席、3階(予約専用)=70席。

 営業再開に合わせ、メニューを見直した。福永さんは「ドイツでは『メツゲライ』(ドイツの食肉加工品)と呼ばれる、ビールと相性の良いハムやソーセージ、レバーペーストなどが親しまれている。専用の工房も設けて、自社のビールに合うレシピで開発した」と話す。

 自社の醸造工場を持つことでも知られる同レストラン。代表銘柄の「ヴァイツェン」は、品評会の「Beer-1グランプリ2019」でグランプリ、「全国地ビール品質審査会2021」で最優秀賞を受賞したほか、「ペールエール」や「ピルスナー」も多数の受賞歴がある。

 同社の醸造部長・峯松幸之助さんは「ビール本来の味わいを大切にするため、加熱殺菌工程や、ビール酵母を取り除くろ過工程を行っていない。1回の仕込み量は1,500リットル程度で少量生産のため、いつも新鮮なビールを楽しんでもらえる」と話す。

 現在提供するビールは、「ヴァイツェン」「ペールエール」「ピルスナー」「サクラビール」(以上グラス=550円、ジョッキ=770円)などの定番のほか、J3ギラヴァンツとコラボした「ギラヴァイツェン」など。

 メニューは、「自家製パテドカンパーニュ」(800円)、「自家製メツゲライ盛り合わせ」(1,850円)、「スモークサーモンの彩りサラダ」「ヴァイツェン焼きカレー」(以上1,300円)、「自家製ジャーマンポテト」「九州産豚の鉄板ハンバーグ」「ナポリタン温玉のせ」(以上1,100円)、「ふぐのフィッシュアンドチップス」(880円)、「ミルフィーユポークカツレツ」(950円)、「ピッツァマルゲリータ」(1,320円)、「クアトロ・フォルマッジ」(2,090円)などを用意する。ほかに、飲み放題付きのコースメニュー(予約必須、5品90分=5,000円、7品120分=6,000円)も。

 営業時間は、ランチタイム=11時~14時30分、カフェタイム=14時30分~17時、ディナータイム=17時~21時(金曜・土曜・日曜・祝日は22時まで)

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