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小倉の不動産業者、マンション230戸の居住者専用フリーペーパー発行

制作を担当した宮下智也子さんと政時由佳さん。

制作を担当した宮下智也子さんと政時由佳さん。

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 北九州・小倉の「大石地所」(北九州市小倉北区室町2)が11月19日、所有する賃貸マンション居住者約230戸専用の特典付きフリーペーパー「サンピア フレンズショップマガジン」第3号を発行する。

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 A5サイズ20ページ、500部発行、費用は約30万円。居住者専用の「サンピアカード」を、掲載された各店で提示することで割引料金やプレゼントなどが得られる仕組み。マンション各戸に配布するほか、紹介した店にも設置する。

 同社が管理運営するマンションの居住者は、「学生や法人契約の社宅扱い」で約60%が市外からの転居者。住民に「北九州をもっと身近に感じてもらいたい」と、仲介したテナントや友人知人から得た情報で、これまで2回発行した。

 「店舗からは掲載料などを受け取らず、住民への割引サービスなどをお願いしている。これまでは折パンフレット形式で14店しか紹介できなかったが、今号は入居者の要望などを取り入れて31店舗を掲載した」と制作を担当した同社の宮下さん。「店が利用されることで地域の活性化にもつながり、住人の満足度も向上し、費用はかかるが結果的に弊社にもメリットがある」とも。

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