小倉・西港の「北九州花市場」(北九州市小倉北区西港町)で11月27日、「北九州花浪漫祭2011」が開催される。主催は各地の生花商協同組合などで組織される実行委員会。
22回目となる今回のテーマは「花から伝える、今・私たちができること」。生花デザイナーがその腕を競う「フラワーデザインコンテスト」や、小学生を対象にした「アレンジメント教室」、花の競り体験「フラワーチャリティーオークション」などの参加型イベントに加え、生産者が直売する「切り花・鉢物」の即売コーナー、国内旅行券が当たる「大抽選会」などを展開する。
フラワーデザインコンテストには毎年、生花店を中心に一般者も含めて約50人のエントリーがあり、今年は「リバイバル~復興・再生」をテーマにデザインを競う。上位入賞者はステージ上で作品を作るデモンストレーションも行われ、エントリー作品はチャリティーオークションに掛けられる。
東北各県の物産品販売も行い、売り上げの一部をオークションの収益等と共に義援金に充てる。
「日常生活で花ともっと親しんでいただくために企画されたイベントで、毎年1万人規模の来場者があり大変にぎわう。今年は東北支援の要素も盛り込んで、来場者の方と共に『花から伝える元気』を被災地へ送りたい」と実行委員の古藤茂さん。
開催時間は9時~16時30分。入場無料。