小倉のイタリアンレストラン「ティオペペ」（北九州市小倉北区船場町7）で11月21日、「北九州ファッション協会－KFA」の総会と懇親会が行われ、ゲストを含めた参加者90人が集まった。

　北九州ファッション協会は1989年、「ファッション性を視野に入れた新しい北九州の創造とイメージアップに寄与する」ことを目的に設立された任意団体。これまで、高齢者・身障者用のファッション提案をする「ユニバーサルファッションミュージアム」や、紫川活用を目的とした「北九州リバーアスロン」など、「ファッションをテーマにした生活文化提案」イベントを行ってきた。

　会員数は現在85社（人）。アパレル関係だけでなくレストラン経営者やミュージシャン、カメラマン、医師、弁護士、ジャーナリスト、美容師、デザイナー、広告代理店など、さまざまな業種のメンバーで構成される。

　「設立から20年以上たち、人で言うところの成人（大人）になった。名称からアパレルファッション系の団体だと思われがちだが、これからは次代の創造にチャレンジする人々の異業種交流を推進して、情報・知識・熱意の交換の場としたい」と会のリニューアルの意図を話す池浦博文会長。「KFAのFは本来ファッションの意味だが、これからはFunやFunny、Fabulous、Fantasticなどの意味も込めて、北九州をより楽しいまちにしたい」とも。