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八幡のアイス店、うるう日にソフトクリーム無料配布-製造器入れ替えに伴い

Macintoshのディスプレイをメニュー替わりにするなど、独自のアイデアで店頭をコーディネート。

Macintoshのディスプレイをメニュー替わりにするなど、独自のアイデアで店頭をコーディネート。

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 八幡のアイスクリームショップ「雪文(ゆきもん)」(北九州市八幡東区清田2、TEL 093-652-2284)が、うるう日の2月29日22時からソフトクリームを無料配布する。

八幡東区の槻田小学校前の住宅街に位置する店舗。

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 ソフトクリーム製造機の入れ替えに伴い、その性能テストを兼ねて深夜にソフトクリームを配布するもので、2時間で約200個限定(予定)。「2月29日は、もともと存在しない日。存在しない日なのだから代金は発生しない」と店主の他田興平(ただこうへい)さん。「ただ深夜の住宅街なので、29日は静かに来店してほしい」とも。

 他田さんは、2007年「アイスクリーム好きの友人に連れられて全国のアイスクリームを食べ歩いているうちに、自分ならもっとおいしく作れると思い」起業した。「アイスクリーム業界は大手の寡占化が進んでいるが、北九州に根ざしながら、自由な発想でアイスクリームを提供したい」と他田さん。

 現在、「買い物が困難な」高齢者限定で「Bigカップ」(1,260円~、配達料別途)の宅配サービスも行っている。「バラエティー番組の紹介がきっかけで高齢者からの問い合わせが増えた。それまでは通信販売を考えていなかったが、買い物困難な高齢者だけに宅配サービスを始めた」という。

 「ネットや通信販売でもっと売れば」とアドバイスをもらったこともあるが、「宅配便に委ねるものと自社の社員が配達することの違いを大切にしたい。商品や社員を通じてコミュニケーションが生まれる。このストーリー性を大事にしている」と他田さん。

 営業時間は「11時くらいから21時くらいまで」。

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