北九州空港2階の出発ロビーと搭乗待合室の2カ所に1月25日、「バレンタイン神社」がお目見えした。
遠距離恋愛のカップル、単身赴任の夫婦など、空港で恋人や家族を見送る人たちなど、大切な人を思う気持ちが伝えられるよう期間限定で開設した。今年で4回目。
期間中、神社に備えられたメッセージカードに願い事を書くと、全国でも珍しい「恋命」を祭る恋木神社(福岡県筑後市)に空港スタッフが持参し奉納する。「良縁の神様」「幸福の神様」として信仰されている恋木神社は、太宰府に左遷された菅原道真にゆかりをもつ。公が都に残された家族を思う気持ちを慰める御祭神「恋命(こいのみこと)」を祭るもの。
「縁」の神様でもあるため、「若い方だけでなく家族連れもメッセージカードに願い事を書いている」と話すのは空港スタッフの村上さん。[4年目なので少しずつ知られてきたようで、今年はすでに1,000枚を越えるカードが会場のカウンターに寄せられている」とも。
今月14日まで。