北九州イノベーションギャラリー(北九州市八幡東区東田2 TEL 093-663-5411)で3月19日、「カメラの進化展/おもしろ写真スタジオ」が始まった。
カメラが一般に普及したのは20世紀に入ってからとその歴史は意外と短い。「カメラの進化展」では、カメラの先駆けとなった光学補助器具カメラ・オブスキュラをはじめ、各年代を代表する名機約120点を年代に沿って展示している。ダゲレオタイプ・カメラ、チェリー手堤暗箱など歴史的価値のあるカメラに加え、誰もが知っている主要メーカーの名機などを、特徴や変遷過程を学びながら見ることができる。
「おもしろ写真スタジオ」も併設。特殊レンズでの撮影やトリックアート、坂本龍馬と一緒に当時の撮影スタイルで記念写真を撮る、などの体験ができる。
初日となった19日からの連休では、訪れたカメラファンや家族連れがカメラの歴史や変遷を学び、写真スタジオでの撮影を楽しんだ。
「カメラを難しく捉える必要はない。カメラの進化を『なるほど』と感じ、ちょっとした発見を楽しんでいただきたい」と広報担当の中山さん。
開催時間は9時~19時。月曜休館。入館料は、大人=500円、小人=250円。6月19日まで。