アパレル関係者やクリエーターなどで組織する「北九州ファッション協会」が5月21日、リーガロイヤルホテル小倉（北九州市小倉北区浅野2）で講演会「未来をつくるブランディング」を開催する。

告知のフライヤー。

　講師には、日本初の格安航空会社（LCC）「ピーチ・アビエーション」などのブランディングを多数手掛けるブランドコンサルタント会社「シー・アイ・エー」（東京都渋谷区）会長のシー・ユー・チェンさん。「会員それぞれのビジネス資源を再認識・再発見していただくいい機会になる。チェンさんのブランディング手法を学んで、地域のビジネスを盛り上げていきたい」と池浦博文会長。

　同協会は1989年、「ファッション性を視野に入れた新しい北九州の創造とイメージアップに寄与する」ことを目的に設立された任意団体。これまでイベントなどを通じて「ファッションやまちづくりをテーマにした生活文化提案」を行ってきたが、昨年11月、「次代の創造にチャレンジする人々の異業種交流を推進して情報・知識・熱意の交換の場としたい」と会をリニューアルした。

　会員数は現在約100社（人）。アパレル関係だけでなく、レストラン経営者やミュージシャン、カメラマン、医師、弁護士、ジャーナリスト、美容師、デザイナー、広告代理店など、さまざまな業種のメンバーで構成される。「これまで出会うことのなかった人たちがここで出会い、いろいろなビジネス交流が進んでいる」という。

　開場17時30分、開演18時。受講料は1,000円。