小倉の呉服店「うめね」(北九州市小倉北区室町2、TEL 093-591-5298)が3月9日、新しい企画「着物を着てバーへ行こう」を始めた。
同店は以前から、男性向け「きものの着方」講座を開いているが、着物を着て小倉の街を楽しもうという企画は今回が初めて。バー「Musee(ミュゼ)」(鍛冶町1)とのコラボレーションにより展開する。
講座では着物の着こなし方や帯の選び方、小物の粋な演出などを伝授するほか、「着物はあるが着方が分からない」「着物のことが分からない」などの悩みに応えていく。
昨年12月にオープンしたバー「ミュゼ」は、日本を代表する織物、染め物を展示しているギャラリーバー。木を基調とした空間が特徴のバーで和服を着こなしグラスを傾ける一時を提供する。
「男性にもっと気軽に着物を着てほしいという考えは8~9年前からあった。着物は本来日本人の生活でごく身近に使われていたもの。これを機に着物に親しみを持ち、日本文化の奥深さを感じてもらいたい」と梅根社長。
料金は1,500円(ドリンク1杯付き、20歳以上)。レンタルの場合は別途2,000円。予約・問い合わせは同店まで。