八幡の「北九州イノベーションギャラリー」(北九州市八幡東区東田2、TEL 093-663-5411)で6月26日、「デザイン講座-伝えるデザインの大切さ」が開かれる。
昨年度まで、さまざまな分野で活躍するデザイナーを招聘(しょうへい)して「地域ブランディング」や「ユニバーサルデザイン」について開いてきた同講座。本年度は「関係のデザイン」をテーマに、「人・もの・環境・事柄の魅力的で最適な関係のデザインの在り方を皆さんと一緒に考えてみたい」と、コーディネーターで九州大学大学院芸術工学研究院教授の森田正嗣さんは話す。
今回は、プロダクトデザイナー澄川伸一さんを講師に招き、「震災後に起こった日本人のものに対する意識の変化」を例に取り講演する予定。
同ギャラリー広報の中山さんは「秋に向けてプロダクトデザインやインダストリアルデザインの企画展を計画中だが、この講座はその前哨戦ともなる。人と『もの』や『こと』の関係性に焦点を当てたイベントを開催していきたい」と話す。
開催時間は16時~17時30分。入場無料。詳しくはホームページで確認できる。