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夏の風物詩「関門海峡花火大会」開催へ-1万3000発華やかに

会場周辺は多くの露店でにぎわう。

会場周辺は多くの露店でにぎわう。

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 関門海峡の両岸、北九州市門司港と下関市で8月13日、夏の風物詩「関門海峡花火大会」が開催される。主催は、両市のまちづくり団体で組織する実行委員会。

大玉花火を連続して打ち上げる「大玉連発」。

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 海峡を挟んで約1万3000発の花火を打ち上げる毎年恒例のこの大会は今年で25回目。大玉花火を連続して打ち上げる「大玉連発」や、音楽に合わせて花火が上がる「音楽花火」など、西日本トップクラスの華々しさに100万人を超える観客が訪れる。

 毎年、会場のごみや違法駐車車両などの問題になっているマナー違反の改善のため、実行委員会ではさまざまな整備活動を計画。ゴミ対策では、清掃ボランティアの募集やごみステーションの積極的な位置案内を実施する予定。交通対策では、会場に駐車場を設けない代わりにJRが臨時列車を運行する。

 実行委員会委員長の岩本さんは、「観客の方々にはルールとモラルを守って、事故なく花火大会を楽しんでいただきたい」とマナー向上に訴え、花火についても「花火が近く、大きく見える有料席を設ける。花火を大迫力で楽しんでいただけるのでぜひ利用してほしい」とも。

 「今年は25回目という節目の回にふさわしく、これまでにない出来の花火を打ち上げたい」と事務局長の吉村さん。門司港側の花火は、昨年ハウステンボス(長崎県佐世保市)で行われた「世界花火師競技会」で優勝した「ワキノアートファクトリー」(小倉南区呼野)が打ち上げを担当する。

 開催時間は19時50分~20時40分。事務局では清掃ボランティアも募集している。問い合わせは海峡花火大会実行委員会事務局(TEL 093-331-9781)まで。

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