現代美術センター・CCA北九州(北九州市八幡東区尾倉2)で現在、北九州に滞在して作品制作を行うジョーン・ジョナスさんの作品展「壊れたシンメトリー」が開催されている。
年4回のギャラリー・プロジェクトを展開する同施設。ギャラリー・プロジェクトでは招聘(しょうへい)したアーティストが新作オリジナル作品を制作し展覧会を開いている。ギャラリーの内容・テーマ・表現方法は全てアーティストに一任。独自で制限のない自由な空間で現代アートが創出される。
ジョナスさんはニューヨークを拠点に活動する女性アーティスト。パフォーマンスとビデオ、ビジュアル・アートを統合した作品を最初に発表したひとりとして知られる。昨年発表した「2匹の月のうさぎ」に続き、同施設でのプロジェクトに取り組む。今年のテーマは「壊れたシンメトリー」。線や点を用いた大胆なドローイングと町の風景や人形をユニークな視点から捉えた写真が公開されている。
併せて、ジョナスさんの作品内容・表現方法などをまとめたアーティスト・ブックも販売している。価格は4,000円。
開館時間は10時~17時。日曜休館。入場無料。4月28日まで。