冬の小倉の繁華街を彩る「小倉イルミネーション2012」の点灯式が11月2日、リバーウォーク北九州横の特設会場で行われる。主催は北九州商工会議所や商店街組合を中心に組織された「小倉イルミネーション実行委員会」。
JR小倉駅周辺から紫川河畔一帯が無数のイルミネーションで飾られ、小倉の冬の風物詩として多くの市民や観光客が楽しみにしている同イルミネーション。開催は今年で12回目。
点灯カウントダウンとともに行われる「大乾杯大会」は、紫川河畔のボードウォークや沿道に、ビールやつまみを用意したテーブルを設け、毎年約4000人の参加者でにぎわう。「イルミネーションで冬の小倉の雰囲気が一変する。毎年これを楽しみにしている市民も多い」と実行委担当者。
ステージから発せられる「乾杯」の合図にイルミネーションが一斉点灯され、ビールやつまみで勢いがついた酔客たちは近隣の居酒屋や飲食店に流れる。飲食店関係者は「忘年会を控えて、少し利用が落ち込む時期で、イルミネーション見物の来場客で少しでも売り上げを伸ばしたい」と期待を込める。
「大乾杯大会」の参加料は1,000円。受付開始は18時(乾杯は18時30分を予定)。詳しくはホームページで確認できる。点灯は来年1月10日までを予定。