小倉・京町の「林田酒店」(北九州市小倉北区京町2、TEL 093-521-2368)で1月27日、「外国人利き酒会」が行われた。主催は北九州国際交流協会(八幡東区平野)。
同協会が、北九州在住の外国人に「日本文化を学びながら日本人を理解し、北九州の魅力の一端を理解してもらう」ことを目的に、これまで「浴衣着付け」「鍾乳洞探検」「正月のおもてなし料理」などをテーマに開催してきた。「利き酒会」には、アメリカ、ニュージーランド、カナダ、インドネシア、台湾、中国出身の「初めて日本酒を飲む」外国人ら15人が参加した。
同店の林田直子専務が、主力商品でもある日本酒の種類や造り方をプロジェクターで説明しながら、林酒造場(京都郡崎山)の「九州菊 純米吟醸酒」など6種類を提供した。参加したヤマダ・ヤニックさん(アメリカ出身)は、「友達に誘われてきた。酒を飲むことをすっかり忘れて車を運転してきたので今日は飲めない」と肩を落としていたが、「知らなかった日本酒の種類を学べて、今後お酒を飲む楽しみが増えそう」と話した。
「日本文化講座」では今後、「生け花」なども計画している。