昨年12月に起きた火災により休業を余儀なくされた小倉・魚町の「メルカート三番街」(北九州市小倉北区魚町3)が4月21日、復活記念イベント「フッカツ祭」を行う。
「当たりクジ付き餅まき」(11時~・15時~)、「餅つき」などを行うほか、各店が用意した限定品などを販売する。
休業期間中は、被災した店の片付けや掃除などに近隣の商店主や住民、学生らによる多くのボランティアが集まった。「火災直後は、みんなの心がばらばらになりかけた。もしかしたら再開できないかもしれないと思ったが、こうして周囲の力を借りて再開することができた」と同施設自治会長の田村晟一朗さん。
「カフェ・カクタス」店主の丹波地美希さんは「火災被害によって事業を見直すきっかけにもなった。営業時間やシステムも変えて再出発する。ここだけにとどまらず、もっと外部に発信しなければいけないと感じた」と話す。同店はこれまで行っていなかったモーニング営業も始め、「エスプレッソ」(100円、7時30分~11時)などを提供する。
開催時間は午前11時~16時。