門司・中町のフルーツカフェ「Fruit Factory MOOON(モーン)」(北九州市門司区中町、TEL 093-382-1003)がオープンして1カ月が過ぎ、連日駐車場が混雑するなど人気となっている。
カフェ開業にあたり、「都内の有名フルーツパーラーで修行した」江川店長
季節の果物を販売するコーナーとカフェコーナーに分かれた店舗面積は約50坪、席数は40席。近くで果物専門店「いかど」(中二十町)を経営する井門隆俊社長が、「フルーツの消費者が高齢化し若者がフルーツを食べなくなっている。より幅広い客層においしいフルーツを楽しんでいただきたい」とカフェの併設を思いついた。
井門さんは、来店客に試食を促しながら、並べたフルーツの特徴などを説明するコミュニケーションを大事にした接客で地元客の信頼を得てきた。「新鮮でおいしいフルーツを提供するだけでなく、果物店とはいえ情報発信が不可欠」と話す。
開店から1カ月がたち、「オープン景気もあると思うが、思った以上の売り上げがある。お越しいただいたお客さまを大切にしながら定着を図ることが大事」という。「まずは地元の門司で足元を固めて、今後、ほかのエリアにもこの業態を展開していきたい」と抱負を明かす。
主なメニューは「ミックスパルフェ」(レギュラー680円、ラージ830円)、「バナナチョコパルフェ」(同580円、同730円)、「ミックスフルーツジュース」(370円~570円)などのフルーツ素材のメニューのほか、「サーモン&アボカドのパニーニ」「シュリンプ&エッグパニーニ」「ハヤシライス」(以上580円)などのランチメニューもそろえる。
営業時間は10時~19時(イートインコーナーは11時~)。第2・4木曜定休。