北九州の魅力を再発見し、まちづくり意識を醸成するためのムービーコンテスト「北九州ハッピーCMコンテスト」の作品募集が6月1日、始まった。主催は「第21期ひまわり塾」内の実行委員会。事務局は「北九州市活性化協議会」(北九州市小倉北区古船場町1)。
一般部門(個人、団体)とジュニア部門(高校生以下)に分かれ、「あなたの愛する北九州」をテーマに30秒間のムービーを募集する。大賞には10万円(一般部門)、図書カード3万円分とスペースワールド1日パス4枚(ジュニア部門)を用意した。大賞受賞作は、小倉駅「JAM広場」や「リバーウォーク北九州」の大型ビジョンなどで上映する予定。
同塾は、「一般企業の職員や経営者と行政職員が共同で、まちづくりについて自主的に学習する場」として1992年に開講。今期で21期目を迎え、これまで約700人の卒塾生を輩出した。毎年、20~30人の受講生が複数のチームに分かれ、まちづくりに関わるテーマを自主的に設定し、1年かけて企画・実践する。
実行委員会リーダーの野口順市さんは「北九州の良さを知り、好きになり、伝えていくことで、北九州市を誇れるようになり、まちづくり意識が芽生える」と期待を込める。
募集期間は8月31日まで。募集要項など詳しい情報はホームページで確認できる。