小倉城天守閣前広場(北九州市小倉北区城内2)で7月20日に始まる夏期イベント「小倉城冒険王」のメーン施設「お化け屋敷-小倉城悲恋物語」の設営がほぼ完了し、お化けたちの準備も整った。
面積は約80坪、参加者は約130メートルのコース各所に仕掛けられた「ドッキリ」を楽しみながら歩き進む。お化け屋敷は2011年に始められ、今年で3回目。「昨年『お化けが怖すぎる』と入場者の反響が大きく約5000人が入場した。今年は、さらに壁面全体にスプレーペイントでリアルなお化けを描き、雰囲気だけですでに怖い」と小倉城・城長の田中さん。「カップルで入場してもあまりの怖さに男性が先に駆け抜けて、女性を置いてけぼりにするケースが目立つ。小さな子どもは看板を見ただけで尻込みしてしまった」という。
「通路には非常口も設けたので、途中退場もできる。失神したお客さま対応に簡易ベッドも設ける」と安全対策も施した。「昨年は多い時で約300メートルの行列ができ、待ち時間も1時間を超えた。たくさん来ていただけるのはありがたいが、昼間の時間を利用して来ていただければ」と田中さん。
開催日は7月20日~8月18日の金曜・土曜・日曜と8月13日~15日。開催時間は11時~20時(7月20日・21日・8月3日・4日は21時まで、8月13日~15日・18日は18時まで)。入場は5歳以上からで、料金は500円。
期間中は、隣接するステージで「ライブイベント」や「夜市」も開催される。スケジュールなどの詳しい情報はホームページで確認できる。