八幡の「北九州イノベーションギャラリー」(北九州市八幡東区東田2、TEL 093-663-5411)で10月5日から、国内メーカーの開発にかける工夫などを紹介する「食品加工イノベーション」展が開催される。
味の素の「味の素」や日清食品の「チキンラーメン」、大塚製薬の「オロナミンC」、大塚食品の「ボンカレー」、日本水産の「魚肉ソーセージ」など、それまでの日本人の食生活を一変させ、革新的な技術で世界的に有名になった食品メーカーの創業者や食品の誕生、製造、包装容器の変遷などを映像や展示で紹介する。地元食品製造業の「鳳氷糖」「関門製糖」「クラウン・フーヅ」「ニッカウヰスキー門司工場」(以上、門司区)、「七尾製菓」(小倉南区)、「日本水産 戸畑工場」(戸畑区)の加工食品の歴史をつづった年表なども掲示する予定。
「精米する」「肉を切る」「おにぎりを作る」「餅をつく」「豆腐を作る」「混ぜる」「乾燥させる」など、生産や調理に使われる食品製造機械も展示される。「世界的にも有名になったメーカーの、味やパッケージに込められた工夫などを感じてほしい」と広報担当者。
開館時間は9時~19時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。入場料は、一般=300円、小中高生=100円。12月23日まで。