北九州芸術劇場(北九州市小倉北区室町1)で10月25日、「6次産業化シンポジウム 北九州2013」が行われる。主催は北九州市。
基調講演、パネルディスカッション、「6次産業化プランナー」による個別相談会の3部構成となる。基調講演には「佐世保バーガー」や「さぬきうどん観光」滋賀県の「ひこにゃん」など、PRの仕掛け人として知られる「TMオフィス」(大阪市)代表の殿村美樹さんが登壇し「売れないものを売るズラしの手法」をテーマに講演する予定。
パネルディスカッションは殿村さんに加え、農場レストラン「ラピュタファーム」(田川郡川崎町)代表の杉本利雄さん、農業ビジネスの支援にも取り組む「ぐるなび」の食材プロモーション部・鈴木雅弘さん、「北九州農業組合」地産地消担当者らを交え、「消費者の心をつかむ知恵」をテーマに、事例を交えながらディスカッションする。
北九州市は今年4月に「6次産業・地産地消課」を設置し、農林水産業者の6次産業化を支援している。「北九州市でも一次産業の高齢化が進み、先細りが懸念される。全体の収入を上げる施策として6次産業化に取り組んでいる」と市担当者。
開催時間は14時~17時15分。参加無料。定員200人。参加申し込みは「福岡6次産業化サポートセンター」(TEL 092-624-0606、FAX 092-612-9678)で受け付ける。