商店主や行政、大学教員らで組織する町づくり団体「We Love Kokura協議会」(事務局=北九州市小倉北区紺屋町)は1月25日、魚町を中心とした中心市街地で、スマートフォンのAR機能を使った路上観察イベント「小倉拡張現実計画」を行う。
当日は、「北九州まなびとESDステーション」(魚町3)でのワークショップと、魚町かいわいを歩くまち歩きの2部で構成。ワークショップのファシリテーターは西南学院大学の梶原浩之さんが担当。まち歩きでは、コースの各所で参加者同士や講師間で「思い出」を共有・蓄積し、将来的にAR(拡張現実)技術によって「昭和の写真」などをその場所に配置する予定。
実行委員で「路上観察学会小倉支部」支部長の二宮啓市さんは「学生時代に過ごした広島で、その当時よく通った喫茶店を数十年ぶりに再訪した時、忘れかけていた記憶が猛烈によみがえった。今の小倉のまちを当時の姿と見比べ、それぞれの思い出を共有することで懐かしさに心震えると思う」と話す。
開催時間は13時~17時。参加無料。参加方法などはホームページで確認できる。