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小倉に昭和カフェ「こぐま舎」、「おばあちゃんちの居心地」と評判に

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 小倉・馬借のカフェ「こぐま舎」(北九州市小倉北区馬借2、TEL 093-522-0117)がオープンして2カ月が過ぎた。

フランスの代表的な家庭料理「キッシュ・ロレーヌ」(400円)

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 店舗面積は約12坪、席数は16席。「フレンチレストラン勤務時代にシェフにたたき込まれた」(店主のかわばたあやさん)という「自家製キッシュ」をメーンとしたカフェメニューを取りそろえる。

 かわばたさんは、フレンチやすし屋、カフェなどの飲食店、洋菓子店などで修行を積みながら調理師免許を取得し、同時に接客のコツや飲食業経営のノウハウを身につけた。「幼稚園と中学校の同級生『カフェカクタス』(魚町3)の店主・丹波地美希さんとの偶然の再会」も背中を押した。丹波地さんからコーヒー抽出のノウハウを伝授され、休業日に店をレンタルしてもらい「約半年間のリハーサル」も行った。

 「物心ついたころから昭和の雰囲気の喫茶店が好きで、いつか自分の店はそういう雰囲気に」と考えていたかわばたさん。来店客の多くが「まるで、おばあちゃんちに遊びに来たよう」とリピーターになってくれるといい、近隣のランチ提供店と価格競争するのではなく「雰囲気やゆったりとした時間を楽しんでいただければ」と話す。

 主なメニューは、「卵を控え、生クリームを多めにすることで軽く仕上がりながらジューシー」という「キッシュ」(400円)、季節に応じて内容を変える「白ネギときのこのキッシュ」(430円)、「かぼちゃのキッシュ」(420円)など。ほかに「キーマカレー」(790円)、「焼きうどん」(600円)など。夜はアルコールも提供し、「アサヒスーパードライ」(小400円、中550円)、「コロナ」「ギネス」(以上650円)などのビールを取りそろえる。

 営業時間は12時~21時、日曜・祝日は19時(月曜が祝日の場合の前日は21時)まで。水曜定休。

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